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標準化された業務をiPadに乗せることで生まれる効用

2016年03月03日

 unexus_staff at 16:33  | Comments(0) | 建築・住宅・工務店
富山県を地盤に年間60~70件の新築住宅を建築する正栄産業では、現場監督にiPadを配付して独自開発した工程管理アプリを使った業務改革に乗り出し、従来120日かかっていた工期を92日へ4週間の短縮に成功している。

◆建築業の工程管理にiPadとFileMakerを導入し工期を4週間も短縮
http://news.mynavi.jp/series/iphoneipadkatsuyo/174/

今日は、2014年9月の記事になりますが、
いまだにこの記事をご覧になってお問い合わせをいただくことがあります。
メディアの効果を感じます。

このシステムの目的をシンプルにまとめると、
標準化された業務をiPadに置き換えることで、
いつでもどこでも現場の進捗状況を管理者がチェックできることにあります。

管理者がチェックできるようになると、
何が変わるのでしょうか・・・

それは、現場の分かる経験者を営業や設計などのより高度な業務に生かすことができるそうです。
つまり、業務が標準化され、誰もがいつでも標準化された仕組みにもとづいて運用することにより、
比較的入社年数の浅い方でも管理がしやすくなるということになります。
これにより、管理者は重要なポイントのみをチェックしていくことが可能となります。
このお話しには目からウロコでした。


  


iPadで実現するパートやアルバイトの人事考課

2016年02月27日

 unexus_staff at 20:47  | Comments(0)
対面で公平な評価を。
FileMakerで作成した人事考課ツールをご紹介します。
こちらは本人、一次評価者、二次評価者による3段階の評価を行います。
まずは本人にiPadを渡し、評価項目に対する自分の達成度を0〜2の間で選択していきます。
次に一次評価者にiPadを渡し、同様に評価。次に二次評価者にiPadを渡して同じように評価します。
最後に3者の評価を一覧形式で見ながら面談し、平均点によって最終決定を行います
オープンな評価を行っているという印象が強くなるかと思います。
もともとはアルバイトのランクを決めるためにこのような仕組みを作成しました。




サンプルが以下のURLにありますので、お試しただければ幸いです。


◆サンプルアプリのダウンロード先
http://fmgo.jp/detail.php?category=&free=&skip=36&sort=&iphone=&ipad=&recid=505&kwds=%E5%85%A8%E3%81%A6%E4%B8%80%E8%A6%A7


◆このアプリの紹介動画
http://youtu.be/rIHvqHSgPSo

  


ファイルメーカーで実現する棒グラフと折れ線グラフの重ね技

FileMakerブートキャンプ(ファイルメーカー実践塾)受講者紹介の続き

ファイルメーカーはグラフを簡単に作ることができます。
しかし、一つのグラフの中に棒グラフと折れ線グラフを重ねて書くことができません。
お客様からのそのようなグラフを PC と iPad で見られるようして欲しいというご依頼がありました。
調べてみるとGoogleのサービスにGoogleChartというものがあり、これを使うとそのようなグラフが出力できることがわかりました。
ファイルメーカーとのインターフェイスはJavaScriptを含んだhtmlファイルを生成し、中に集計したデータを埋め込んでGoogleChartへ渡すとグラフの画像を返してくれるというものでした。このサービスを利用して下のようなグラフを作成しました。





このようにファイルメーカーだけでは完結してできないものも、他のサービスを利用することで実現可能になります。
新しい世界が拓けますね。

  


自分で使うシステムと人に使ってもらうシステムは違う

FileMakerブートキャンプ(ファイルメーカー実践塾)受講者紹介の続き

本日も「営業サポートシステム」の続きになります。
今回はエラー処理についてのご説明をさせていただきました。
ユーザーの操作や入力したデータについてエラーが発生した場合、ファイルメーカー自身がエラーを出します。
ただ、このエラー処理が作成したソリューションにとって適切であるかどうかは開発者が判断する必要があります。
エラーが発生しても無視して強行できたりすると後で困ったことになったりします。
(ファイルメーカーが標準で出すエラーメッセージにはそのような部分があります)
そこで開発者としてエラーの取り扱いを自分で決めることが必要になります。
これをスクリプトでどのようにするかについて一緒に考えました。

基本的には、
「エラー処理[ON]」でファイルメーカーが出すエラーを抑制し、
「Get(最終エラー)」関数でその直前の処理によるエラーが発生しうるパターン毎に
「カスタムダイアログ」を出してエラー内容をユーザーに知らせてどうするかをダイアログのボタンで選んでもらう

という流れになります。

スクリプトを書いていると全体のうちのかなりの部分がエラー処理で占められることもあります。
このような部分もお客様にとっては初めてのご経験とのことで、
「使ってもらうための開発は自分で使うための開発と比べていろいろと考えることが多い」とおっしゃっておられました。
  


ゴールが決まれば、あとは環境を与えれば人は育つ!

2016年02月20日

 unexus_staff at 17:08  | Comments(0)
FileMakerブートキャンプ(ファイルメーカー実践塾)受講者紹介の続き

「営業サポートシステム」の続きになります。
このソリューションのキモはいかにして忙しい営業マンに使っていただくかを常に念頭に置いて作成しました。

開発の中身としてはご本人曰く、「今まではすべて自己流でFilemakerを使ってきたので、キッチリとした開発がどんなものなのかを経験したい」とのことでした。

そこで、今回作成する「営業サポートシステム」は以前ご紹介しさせていただいた「分離モデル(http://unexus.naganoblog.jp/d2016-01-14.html)」を採用しました。
運用が始まるとなかなか止めることは難しいシステムになるかと思いましたので、分離モデルの重要性と便利さをご紹介し、ご理解いただけました。
最初のとっかかりはちょっと手がかかりますが、メンテナンスを考えると是非とも採用して欲しいものです。
また、ファイルメーカーのセキュリティに関してもご説明させていただき、実装しました。
顧客の検索をポップオーバー内のポータルを使って作成しました。
お客様はホテルにお帰りになってからも作業を続けるという集中力と強い意志を持って臨まれていました。
実際に顧客データをインポートしてみたら、初回の検索が遅くなる現象に遭遇されました。
翌日、一緒に検討し、ここはポップオーバー諦め、普通のウインドウとリスト形式のレイアウトを使うことにして、検索速度を改善しました。
このように問題に遭遇した時に話し合いながら、対策を模索するという臨機応変な開発も大事だと思いました。  


【営業/セールスは科学だ!】iPadで営業マンの行動を応援する仕組みづくり。

FileMakerブートキャンプ(ファイルメーカー実践塾)受講者紹介⑩

本日もFileMaker実践塾に参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
今回ご紹介させていただきますお客様は2週間参加していただきました方の続きです。

初日に課題として設定した「営業サポートシステム」ですが、
以下に「目的」「機能要件」「利用環境」をまとめます。

1.目的(ゴールセッティング)
 ①売れている営業マンの約束事のヌケモレをサポートする仕組みづくり
  売れている営業マンは、お客様が多く、訪問回数も多く、さらに提案力があります。
  しかしその分、約束事(契約書や解約書の送付など)などのヌケモレが発生し、それがクレームになってしまうことも少なくありません。
  ここを営業サポート部隊が仕組み(ITと運用)でサポートします。

 ②売れていない営業マンの行動パターンや行動量を把握し、教育する仕組みづくり
  一方の売れていない営業マンは、訪問回数が少なかったり、客先の滞在時間が長かったりとそれなりの原因があります。
  そこを数値化し、売れている営業と比較することで傾向を掴み、改善につなげるための教育に繋げます。


2.機能要件
 ①お客様先に到着した時点で訪問目的をプルダウン選択し、入室時と退出時にそれぞれのボタンを押して客先滞在時間を記録する。
 ②お客様からの依頼事やクレームがあった場合、その内容をプルダウンから選択し、お客様名をフリガナ部分一致で検索し選択する。
  →営業サポートへメール自動送信
 ③電話によるアポイントメントの数値化。発信時間帯、発信件数、アポイント件数をデータ化。
 ④管理者用の画面を作成し、人別/地域別のデータ分析ができる様にする。


3.利用環境
 ①営業全員に4G対応のiPadを配布済みで常に持って営業活動をしている
 ②自社サーバーを持ち、iPadからの接続もできる様になっている








 と、内容的にはこのような感じですが、
 このトレーニングを振り返ると、
 肝は、「目的(ゴールセッティング)」と「ストーリーづくり」だったと思います。

 目的を明確にすると共に、
 実際に営業マンが営業先でどのような行動を取るのかを、
 徹底的にシミュレーション(ロープレもしました)して作り込みました。
 わたしも相手の社長になったつもりで、一緒に考え、知恵を絞りました。

 こうした話の中で、以下の提案をさせていただきました。
 営業マンが客先で約束事をした後、その通知(何を約束したのか)を営業サポートで受け取り、営業サポート部隊からお客様先に電話(もしくは、メール)したら、営業マンのヌケモレをカバーできると共に、サービスの向上につながりますね!」とご提案させていただいたところ、「それは早速導入したいです!」と喜んでいただきました。

 U-NEXUSでは、
 単なるシステム開発やトレーニングだけではなく、
 運用を含めた改善提案ができるところも強みです。

 よくIT業界では「ドリルと穴」の話が使われますが、
 正にお客様は、ドリルが欲しいのではなく、「穴」が欲しい訳ですよね。
 しかも、具体的にどんな穴が欲しいのかを洞察できなければ、本当に求めているものは手に入れられません。
 こうしたインサイトを大切にしています。

 ということで、最後に教訓を、


 ・・・お客様は、別にiPadが欲しい訳ではなく、
    目的を達成するためにiPadを使った仕組みに可能性を感じているのである。

 当たり前だけど、機能の話になると必ずここが抜け落ちます。


<<続く>>  


ハンズオン形式だからこそ気づけるファイルメーカーの魅力!

昨日、東京で【第3回ファイルメーカー実践セミナー】を開催させていただきました。
東京での開催だというのに、横浜、和歌山、広島のご遠方からご参加いただきました。
ありがとうございましたm(__)m

今回のセミナーは、キャラクター化しつつある弊社取締役の横田(相性:ヨコタン)が講師を努めました。
アシスタントは、ファイルメーカーのスタートアップを得意とするトレーナーの楠(相性:ウルフ)が担当しました。

内容は3部構成で、

 ①ファイルメーカーの基本
 ②実際に手を動かしていただく開発体験
 ③最後に開発事例をご紹介

という流れで進めさせていただきました。

開発体験は、Excelのシートを取り込んで顧客管理システムを作成するというものです。
ファイルメーカー14の機能をふんだんに取り入れた内容となります。
ご参加いただいた皆さまのITレベルは高く、理解度も十分で、遅れる事もなく、無事最後まで到達できました。

「簡単にここまでのものが作れることに驚いた」
「少人数で不明点にすぐに対応してもらえた」
「イメージしていたものが短期間で作成できそう」
(アンケート結果は以下をご覧ください)

といったご感想をいただきました。
ファイルメーカーの開発の初歩をご経験いただくことで、それぞれご自身で開発する・あるいは開発を依頼する上での足がかりになれば幸いです。
次は弊社「ファイルメーカー実践塾」へのご参加をご検討頂き、実践的な開発方法を習得し、社内開発を目指して頂ければと思います。






弊社では、ファイルメーカーのスタートアップユーザー様がつまずくポイント、その回避方法なども交えてレクチャーさせていただいております。
それぞれのレベルに応じたサービスを展開しています。

上記のような体験セミナーをはじめ、出張トレーニングやスタッフの方をお預かりして集中的に学んでいただく合宿研修などもご提供しています。
ご興味のある方は以下までお問い合わせください。

株式会社U-NEXUS:info@u-nexus.com
 

◆参加者様の声
・自分で試してみてほとんど分からなかったことが、今回セミナーに参加してここまで簡単にできることと知って本当におどろいた。
 説明も1つ1つ丁寧だったのですごく分かりやすかった。すぐ聞ける、教えてくれる方が常駐していたので安心して作業することができた。(ゲーム機メーカー様)
・少人数で分からない所があればすぐに対応していただけました。
又、休み時間に聞きたいことを教えていただくことができ、ファイルメーカーの良さが良く分かりました。(工務店様)
・ファイルメーカーの使える可能性の大きさについて認識できた。今までこんなものをつくりたいというイメージをもったものがあったが、一部については、そんなに時間をかけずに作成できそうな感じがもてました。本日はありがとうございました。(建材メーカー様)

  


わずか20分間で完成する iPadカスタムアプリ の作り方動画のご紹介

2016年02月15日

 unexus_staff at 17:41  | Comments(0) | iPad | iPadアプリ
「はじめてのiPadカスタムAppの作成」

ファイルメーカーというデータベースソフトをご存知でしょうか?
昨年30周年を迎えた老舗のリレーショナルデータベースソフトです。
近年、iPadやiPhoneとのバツグンの相性で利用者が拡大しています。


全国各地でファイルメーカー社主催のセミナーやファイルメーカー開発パートナーが主催するセミナーが行われています。


◆ファイルメーカー社主催イベントページへのリンク
http://www.filemaker.com/jp/learning/events.html


でも、今日はなかなか時間が取れないという方にオススメの
「わずか20分間で完成する iPadカスタムアプリ の作り方動画」
をご紹介させていただきます。


ぜひスキマ時間を活用して実際の開発体験をお試しください。
はじめたの方であれば、
わずか20分でアプリが完成してしまうことに驚かれるでしょう。


◆「はじめてのiPadカスタムAppの作成」【動画】
http://www.filemaker.com/jp/learning/webinars/recorded_seminar.html?v=filemaker/01/creating_business_mobile_application.mp4



3月10日・11日の2日間、長野県長野市でファイルメーカー体験セミナーを、
ファイルメーカー社とKDDI株式会社、KDDI まとめてオフィス中部株式会社と共同で開催します。

ご都合が付けば、ぜひ遊びに来てください!


◆【初心者向け】 iPad と FileMaker を利用した業務システム作成体験セミナー
https://sales.filemaker.co.jp/event/list.php?cat=%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC&p=%E4%B8%AD%E9%83%A8



iPad ✕ FileMakerで、あなたのビジネスを大きく変えて行きましょう!
  


「誰の」ためのシステム開発なのか?

ファイルメーカー実践塾 受講者紹介⑨

本日もファイルメーカー実践塾にご参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
今回ご紹介させていただきますお客様は、
ルートセールスをメインとされている会社のIT担当者の方で、2週間の参加となりました。
すでにご自身でファイルメーカーを利用中で、社内業務の効率化のため、ファイルメーカーで開発を行っていらっしゃるとのことで、最初に自作されたソリューションを見せていただきました。
その結果、基礎の学習については必要に応じてピンポイントでご説明する程度とし、課題を「共同開発」する形で完成させることを今回の実践塾の目的としました。

まず最初に弊社上野も参加し、

 ①開発の方向性の検討(ターゲティングとゴールセッティング)
 ②問題点、改善点の具現化
 ③ストーリーを立てて考える

という3点を確認し、
なにが困っているのか、なにを改善したら一番効果があるか、
また本当に使っていただけるものにするためにはどうしたらいいかを検討しました。
上野にはその後もポイントポイントで参加してもらい、
開発者とは違った立場からの意見をもらって開発に反映できたことが良かったです。
それらの打ち合わせの結果、課題を「営業サポートシステム」としました。

<<次回に続きます>>

  


小さく産んで大きく育てる。ファイルメーカーだからこそできる開発手法!

ファイルメーカー実践塾 受講者紹介⑧

本日もFileMaker実践塾に参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
今回ご紹介させていただきますお客様は過去最大の4名でのご参加となりました。
開発経験ありの方2名、無しの方2名という構成で、それぞれが課題を持ち込んでの実践塾となりました。
まず共通開発として棚卸システムをは基礎習得として作成しました。




残りの時間で各自の持ち込み課題を作成する上での取りかかりをご指導するという形で、質問にお答えして、どのように作っていけばいいかをその場でご提案させていただきました。
限られた時間でしたので、完成には至りませんでしたが、テーブルとレイアウトの設計とその構築の足がかりを作成するところまでを終え、続きは社に帰って続けていただく形を取りました。


ファイルメーカー実践塾の様子は、
弊社のFacebookページにも写真付きでアップしています。

https://ja-jp.facebook.com/unexus.inc
  


バックオフィスでライバルに差をつける! 物流企業が選んだiPadビジネス活用法

2016年02月10日

 unexus_staff at 14:44  | Comments(0)
2014年度楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー6部門中5社が利用する企業。
大阪に本社を構える株式会社関通という会社があります。
ものすごい勢いで成長しています。
弊社では、2012年よりこの株式会社関通様とお取引をさせていただいております。
上記と同じく2014年に大阪で開催された「ファイルメーカーカンファレンス in 大阪」にて、株式会社関通の達城社長と弊社代表の上野によるダブル講演が行われました。
その講演映像がYouTubeに公開されていますので、ご紹介させていただきます。


◆バックオフィスでライバルに差をつける!物流企業が選んだiPadビジネス活用法
https://www.youtube.com/watch?v=nVEsXb6Exqg

<YouTubeタイトルより>
2014/07/04 にライブ配信
スピーカー:株式会社関通 代表取締役 達城 久裕 氏、株式会社U-NEXUS 代表取締役 上野 敏良 氏
総合物流サービスを営む株式会社関通様のiPadを利用した棚卸や出荷業務の事例を紹­介します。導入前は、基幹システムを利用したIT活用までにとどまり、棚卸業務は担当­者ごとに棚卸箇所をマーキングしたり、作業する人数分の紙を用意して、紙を使って棚卸­をしていました。導入後は、iPadを使って棚卸が可能になり、飛躍的に業務改善され­ました。このiPadで利用するFileMakerソリューションは基幹システムと連­動しています。物流のプロが使う棚卸&出荷業務のソリューションです。ぜひ、ご覧くだ­さい。  


お客様と開発側とで共通の道具を使うことで早まる意思決定

2016年02月09日

 unexus_staff at 21:46  | Comments(0)
ファイルメーカー実践塾 受講者紹介⑦

本日もFileMaker実践塾に参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
今回ご紹介させていただきますお客様はお一人での参加となりました。
長年に渡り営業職をされていたところ、突然システム開発部門へ異動になり、
ファイルメーカーを勉強してくるように言われたとの事で、開発経験は全くなく、普段はExcelを使うくらいしかPCを操作しないとの事でした。

基礎を勉強した上で、持ち込み課題として「研修参加者の出欠管理システム」を作成したいとの事でした。
基礎学習の段階で検索やレイアウトの作成などを順調にこなして頂きました。
とても積極的に質問される方で、納得されるまで見方を変えて質問して頂きました。
具体例を挙げてご説明させて頂くと、ご理解いただけました。
そして「出欠管理システム」ですが、こちらは参加者一覧、宿泊者一覧、懇親会参加、担当者マスタという形で作成しました。
すべての画面がリスト形式になってしまったので、懇親会参加に○×をつけるようにしてみました。




「今後はご自身で簡単なものの開発されるケースもあるかもしれないが、
ファイルメーカーでどんな感じで開発するかがわかったので、発注する側としてののイメージも持てた。」
とおっしゃっていただけました。
  


ファイルメーカーだからこそできるお客様を巻き込んだシステム開発!

2016年02月09日

 unexus_staff at 18:35  | Comments(0) | FileMakerトレーニング
ファイルメーカー実践塾 受講者紹介⑥

本日もFileMaker実践塾に参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
今回紹介させていただきますお客様も2名でご参加いただきました。
こうして振り返ると、2名でご参加いただいたお客様ぎ多かったです。

お二人とも開発経験はないとのことでした。
まずは基礎学習を行いましたが、お二人とも全く問題なく、ご理解いただけました。
一般的なチェックリストを作成しました。




そして最終日に新しい試みを行ないました。
今回のお客様はこの後、弊社へのソリューション開発をご依頼頂いておりました。
この打ち合わせを開発者も参加のもと、行わせていただきました。
ファイルメーカーの基礎からチェックリストまでを実際に作っていただき、その生産性や長所をある程度ご経験いただいた上でそのイメージがホットなうちに開発の打ち合わせを行いました。
開発者は画面のイメージをその場で作成し検討していただく事ができました。
イメージの共有とベストな形に向けての模索をすることで効率的な打ち合わせが出来たのではないかと思います。  


iPadを使って現場の点検業務を効率化する!

ファイルメーカー実践塾 受講者紹介⑤

本日もFileMaker実践塾に参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
今回紹介させていただきますお客様も2名でご参加いただきました。
お二人とも開発経験はないとのことでした。
持ち込み課題は現場で危険な高所作業を行うため、
その作業内容の点検のための「巡回報告書」を作りたいとのご要望でした。
こちらはベースとなるExcelファイルをお持ちいただき、
画面のイメージをできるだけ忠実に再現してみました。





通常のチェックリストと比較して、
上部のチェック項目と下部のチェック項目の結果の取り扱いが違うため、
別のテーブルにしてリレーションを追加する必要があったりしまして、
スクリプトも長くなり、複雑なものになりました。
それでもお二人とも熱意を持って頑張っていただき、
無事巡回報告書を完成、お持ち帰りしていただく事ができました。

単に決まったプログラムを説明するのではなく、
実際の「成果物」をお持ち返りいただくのがファイルメーカー実践塾の最大の特徴です。

  


FileMakerだからこそできるトレーニングサービス!

ファイルメーカー実践塾 受講者紹介⑤

本日もFileMaker実践塾に参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
今回紹介させていただきますお客様は、
Accessの開発経験のある方と開発未経験の方の2名でご参加いただきました。

FileMakerの基礎を学んだ上で、
会員管理データベースを作成したいとのことでした。

一覧画面で選択し、詳細画面で修正するという一般的なものでしたが、項目数が多く、項目見出しをレイアウトするのが大変でしたので、未入力項目に項目名をグレーで表示する「プレイスホルダーテキスト」を使って、わかりやすくレイアウトしてみました。





ここでお客様から
「詳細画面で見るだけのつもりが、間違ってどこかをなおしてしまわないようにロックをかけたい」との要望が出ました。
詳細画面を表示した時点では修正不可、「修正モード切り替え」ボタンを押すとボタンの文字色が赤から白に変わり、修正可能とするような仕組みを組み込みました。
その他に一つマスタテーブルを作成し、以前ご紹介させていただきました「キャンセル可能な入力」を取り入れました。
作っていく上で、ああしたい、こうしたいというイメージがその場で出てくることもあるかと思いますが、FileMakerであれば比較的簡単に実現できることもあります。
できる限りのその場で柔軟に対応をさせていただくスタンスでトレーニングを進めております。

  


当社でトレーニングを受けた方がファイルメーカーのプロのデベロッパーに!?

今日は、ファイルメーカー実践塾の事業化のキッカケとなった事例のご紹介です。
我が社のトレーニングのスタートは、
中小企業経営の神様と称される、株式会社武蔵野・小山昇社長と弊社代表の上野とのご縁で、同社の社員様をお預かりすることになったのがキッカケでした。
我が社に3ヶ月半お越しいただき、弊社の開発者からファイルメーカー開発のレクチャーをさせていただきました。

あれから2年半以上が経過します。

今では、
難易度の高いものは弊社にお任せいただき、
それ以外のものは社内にて開発やカスタマイズを行っていただいています。


以下に株式会社武蔵野様関連の記事をまとめてみました。
ご覧ください。


◆日本経済新聞社
iOS デバイスの導入でビジネス成果をあげた、すごい現場
http://ps.nikkei.co.jp/filemaker/case04.html?id=HeaderEnd

◆ITmedia
業務品質の向上と100%ペーパーレスへの挑戦、名物企業が挑むiPad活用の舞台裏
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1309/26/news008.html


◆ASCII.jp ✕ ビジネス(Apple Store Ginzaでのセミナー開催レポート)
空中戦を標榜する武蔵野は約500台のiPadをどう活用してる?
http://ascii.jp/elem/000/001/026/1026894/


◆ファイルメーカー社
FileMaker GoとiPadでリアルタイムな情報共有を実現し
ペーパーレス化に加えて集計作業や進捗管理等の業務効率を大幅に向上
http://www.filemaker.com/jp/solutions/customers/stories/musashino.html


◆ファイルメーカー社
中小企業の経営支援する株式会社武蔵野、iPadとFileMakerプラットフォームを活用した業務ソリューションでペーパーレス化とリアルタイムな情報共有による業務品質と作業効率の向上を実現
http://www.filemaker.com/jp/company/media/press-releases/releases/p20140512.html


◆YouTube動画
iPad 活用事例:(株)武蔵野(FileMaker Pro & FileMaker Go):動画で学ぶiPadビジネス導入事例
https://www.youtube.com/watch?v=HEM8KagB3rM

  


社内のIT担当者に確かな武器を与えよ!

業務に詳しい社内のIT担当者がファイルメーカーを覚えて開発することでより業務にフィットしたシステム開発が可能に!

ファイルメーカー実践塾 受講者紹介④

本日もファイルメーカー実践塾に参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
今回紹介させていただきますお客様は、とある食品メーカー様です。
ファイルメーカーを個人的に長く使っていた方とC++などの言語開発経験のある方の2名でご参加いただきました。
今回の主目的は、外部委託で開発した現行のオフコンの生産工程管理システムをFileMakerに置き換えられないかを一緒に検討するというご要望でした。

オフコンの開発が高価でちょっとしたものでもかなりの金額になってしまう割には今ひとつ使いにくいものになっている現状に疑問を持ち、検討を重ねた結果、「業務をわかっている自分たちで作るのがベスト」ということでファイルメーカーに白羽の矢を立てたとのことでした。

以前ご紹介させていただいた分離モデル
http://unexus.naganoblog.jp/e1850618.html
を使っての開発や、その他のTIPSをレクチャーし、実際に一緒に開発させていただきました。

一番のポイントは、原材料と半製品と製品の関係をどのように関連づけるかという事でした。
いい感触を得られたとのお言葉をいただき、後日このシステムを完成させたとの報告をいただきました。
お二方の組み合わせで、それぞれの得意分野が違っていたため、それそれの長所を生かして開発された事もよかったと思います。








  


ホワイトボードを使った進行表から、iPad ✕ ファイルメーカーを使った進行管理へ!

ファイルメーカー実践塾 受講者紹介③

本日もファイルメーカー実践塾に参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
今回紹介させていただきますお客様は、
社長様自ら5日間長野に泊まりこみでご参加していただきました。

題材としては、
営業活動の進捗状況を一覧で見ることができる「商談進捗表」を作成していただきました。
こちらもこれまでと同様、一種のチェックリストですが、
ホワイトボードに磁石で進行状況を表していいたものを
FileMakerとiPadに置き換えて管理・共有したいとのご要望でした。

単に基礎学習をして課題を作成する事にとどまらず、
「この機能があればあんな事もこんな事も出来るかも」
という意識を絶えずお持ちで、ご質問をたくさんいただことがとても印象的でした。



  


トップの関与が現場のITを変える!

ファイルメーカー実践塾 受講者紹介②

本日も過去のファイルメーカー実践塾にご参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
今回紹介させていたたきますお客様は、とある飲食店のお客様です。
通常の5日間のプログラムで、合計3名でご参加いただきました。

1番印象的だったのは、この3名のうちお一人は社長様だったことです。
大変お忙しいところ合間を縫ってご参加いただき、最初の2日間、実際に開発体験をしていただきました。

2日目が終わろうとしていた時、
「個人的な希望ですが、簡単なツールを今から作りたい」
とのご要望を頂き、その場で作成を行いました。
突然のお申し出でしたので、完全なものとは言えませんが、
無事完成させることができました。
でも、突然の申し出でもファイルメーカーなら何とか形にできてしまう。
昔私が使っていた開発言語だったら考えられません。
トレーナーとしても、ファイルメーカーの凄みを感じた瞬間でした。

今回ご参加のお二人は、
前回にご紹介したお客様同様、職場環境のチェックシートを作成しました。
帰社後もFileMakerの開発を続けられ、ツールを作られたとのことです。
ファイルメーカーの資産を有効に活用し、ドンドン業務の改善を進めていただきたいと思います。



  


FileMakerへのチャレンジ(ゴールセッティングの重要性)

ファイルメーカー実践塾 受講者紹介①


今日は、FileMaker実践塾にご参加いただいた方のご紹介をさせていただきます。
FileMaker実践塾とは、弊社にお越しいただき、1週間かけてマンツーマンでFileMakerを集中的に学んでいただくプログラムです。
ここ最近同一企業から、複数名でご参加いただくケースが増えてきました。
今日は2名でご参加いただいたお客様のご紹介です。
基礎を学んだ後の持ち込み課題として「環境整備点検(5S点検の様なもの)」、いわゆるチェックシートを作成し、実際に職場で運用したいというニーズをお持ちでした。

お二人とも開発のご経験はありませんでしたが、無事完成してお持ち帰りいただきました。
今もちゃんと運用していただいているようです。

あまり欲張ってしまうと未完成の状態でお帰りいただくことになってしまいますが、期間を決め、その期間内でできるゴールセッティングを定めることで、望む結果に近づくことが可能になります。

実践塾では「学ぶ」だけでなく、実際に「使える」モノをご自身で作成してお持ち帰りいただいております。
また、参加された方にはチャットワークによる質疑応答サービスもあります。